※本記事は2026年9月9日時点で確認できた公式・公的情報をもとに作成しています。製品仕様、価格、保証、補助制度、取扱状況などは変更される可能性があります。契約前にメーカー、自治体、販売施工会社の最新情報をご確認ください。
オムロンの家庭用蓄電池は、容量だけでなく、単機能・ハイブリッド、全負荷対応の有無などによって価格が変わります。
6.5kWh・9.7kWh・9.8kWhでは型番やシステム構成も異なるため、価格条件をそろえて比較することが大切です。
この記事では、2026年9月9日時点の公式情報や公開価格をもとに、オムロンの家庭用蓄電池について、容量・型番別の価格相場や構成の違い、補助金、見積もりの確認ポイントについてくわしく解説します。
オムロン蓄電池の価格相場【2026年9月】

まずは「実際に工事まで含めていくらかかるのか」を把握するため、公開価格を条件別に分けて確認します。
メーカー希望小売価格と販売施工会社の工事費込み価格は、同じ数字として比較しないことが重要です。
工事費込み価格は6.5kWh約154万円・9.8kWh約182万円が一つの参考
ソーラーパートナーズの2026年5月更新ページでは、オムロンKP-BU65B-Sの相場価格が153.7万円、KP-BU98B-Sが181.7万円と掲載されています。
同ページの価格は税込で、蓄電池本体と工事代を含む価格です<1>。
ただし、いずれもオムロン公式で「従来品(JIS C4412-2:2019対応)」と区分される蓄電池ユニットです<3>。
そのため、6.5kWh・9.8kWhの現行構成を見積もるときは、この数字を全国共通の固定相場として使わず、型番と工事条件をそろえた比較材料として扱ってください。
販売施工会社の公開例では構成によって100万円台前半~後半
エコでんちが2026年3月に公開した価格表では、2025年春からの出荷分に対応する6.5kWh「KPBP-A-SET-2AC65-N」は単機能133万円~、ハイブリッド特定負荷143万円~、全負荷151万円~です。
9.8kWh「KPBP-A-SET-2AC98-N」は単機能153万円~、ハイブリッド特定負荷169万円~、全負荷188万円~とされています。
いずれも税別・標準工事費込みの販売店掲載価格です<2>。
なお、同価格表では9.7kWh(KPBP-A/KPTP-Aシリーズ)のKPBP-A構成について、単機能/特定負荷151万円、ハイブリッド/特定負荷163万円~、ハイブリッド/全負荷181万円と掲載されています(税別・標準工事費込み)<2>。
同じ容量でも、PVユニット、分電盤、トランスユニット、重塩害仕様、大電流対応、追加配線などで総額が変わります。
公開価格が「標準工事込み」であっても、実際の設置場所で追加工事が発生する場合があります。
メーカー希望小売価格は機器セットの価格で、工事費込み実売価格とは別
オムロン公式の2025年春からの出荷分・一般仕様に関して、9.8kWhの機器セット希望小売価格は、単機能「KPBP-A-SET-2AC98-N」が317万円、ハイブリッド特定負荷「KPBP-A-SET-3HYB98-N」が379万円、全負荷「KPBP-A-SET-3HYB98-T」が462万円です。
6.5kWhでは266万円、328万円、411万円で、いずれも税別です<3>。
希望小売価格と販売店の標準工事込み価格には大きな差がありますが、含まれる機器・部材・施工条件・流通条件が一致するとは限りません。
そのため「メーカー希望小売価格から○%引き」と単純計算するのは避けましょう。
| 確認する価格 | 6.5kWhの例 | 9.8kWhの例 | 税込・税別 | 主な条件 |
| 工事費込み相場データ | 153.7万円<1> | 181.7万円<1> | 税込 | KP-BU65B-S/KP-BU98B-S。本体+工事代。従来側型番 |
| 販売施工会社の標準工事込み | 133~151万円<2> | 153~188万円<2> | 税別 | 単機能~全負荷。追加工事は別途の可能性 |
| メーカー希望小売価格 | 266~411万円<3> | 317~462万円<3> | 税別 | 一般仕様の機器セット。工事費込み実売価格ではない |
表の数字は条件が異なるため、上下関係だけで「高い・安い」を判断しないでください。
【オムロン蓄電池の工事費込み価格を確認したい方へ】
オムロン蓄電池は、容量だけでなく単機能・ハイブリッド・全負荷などの構成によって費用が変わります。
自宅の太陽光設備や設置条件を伝えたうえで、工事費込みの見積もりを確認しましょう。
エコ発電本舗はKPBP-Aの販売ページを公開し、商品代と工事費を含む総額の価格帯を案内しています。
現地条件によって価格が変わるため、具体的な型番と工事範囲は見積もりで確認してください<4>。
※参照元
<1>株式会社ソーラーパートナーズ「蓄電池の価格相場まとめ◇専門家監修|人気商品の価格がメーカー別でわかる【2026年5月更新/家庭用一覧】」(最終確認日:2026年9月9日)
<2>株式会社リクシード(エコでんち)「オムロン蓄電池の価格相場は?特徴や保証期間について解説」(最終確認日:2026年9月9日)
<3>オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社「マルチ蓄電プラットフォーム KPBP-Aシリーズ|システム構成」(最終確認日:2026年9月9日)
<4>株式会社ゼロホーム(エコ発電本舗)「オムロン マルチ蓄電プラットフォーム「KPBP-A」の価格・補助金・性能を徹底解説」(最終確認日:2026年9月9日)
オムロン蓄電池の容量・型番別価格一覧

オムロンのKPBP-Aシリーズは、蓄電池ユニット型番と機器セット型番が別にあります。
さらに2025年春からの出荷分と従来品が同じ公式ページ内に併記されているため、型番末尾まで確認して見積もるのが安全です。
まず、6.5・9.7・9.8kWhを中心に、代表的な一般仕様のセット型番と位置付けを整理します。
表内の型番と公式上の位置付けは、オムロンのシステム構成ページをもとに整理しています<3>。
| 容量 | 蓄電池ユニット | 代表的な単機能セット | 代表的なハイブリッド全負荷 | 公式上の位置付け |
| 6.5kWh | KP-BU65C-A | KPBP-A-SET-AC65CA-N | KPBP-A-SET-HYB65CA-T | 公式掲載。小型タイプ |
| 6.5kWh | KP-BU65B-2S | KPBP-A-SET-2AC65-N | KPBP-A-SET-3HYB65-T | 2025年春からの出荷分/JIS C4412:2021対応 |
| 9.7kWh | KP-BU97C-A | KPBP-A-SET-AC97CA-N | KPBP-A-SET-HYB97CA-T | 公式掲載。小型タイプ |
| 9.8kWh | KP-BU98B-2S | KPBP-A-SET-2AC98-N | KPBP-A-SET-3HYB98-T | 2025年春からの出荷分/JIS C4412:2021対応 |
| 6.5kWh | KP-BU65B-S | KPBP-A-SET-AC65-N | KPBP-A-SET-HYB65-T | 従来品/JIS C4412-2:2019対応 |
| 9.8kWh | KP-BU98B-S | KPBP-A-SET-AC98-N | KPBP-A-SET-HYB98-T | 従来品/JIS C4412-2:2019対応 |
オムロン公式には、このほか6.3kWh(KP-BU63-B)、12.7kWh(KP-BU127-B)、13.0kWh(KP-BU130C-A)、16.4kWh(KP-BU164-2S)も掲載されています<3>。
本記事では、6.5・9.7・9.8kWhをくわしく比較します。
主要な3容量のメーカー希望小売価格
価格表では、一般仕様・2025年春からの出荷分の代表セットを比較します。
すべて税別のメーカー希望小売価格で、標準工事費や追加工事費は含むとは限りません<3>。
| 容量 | 単機能 | ハイブリッド/特定負荷 | ハイブリッド/全負荷 | 価格条件 |
| 6.5kWh | 266万円 | 328万円 | 411万円 | 税別・一般仕様<3> |
| 9.7kWh | 317万円 | 379万円 | 462万円 | 税別・一般仕様<3> |
| 9.8kWh | 317万円 | 379万円 | 462万円 | 税別・一般仕様<3> |
定格容量と「初期実効容量」「実効容量」は定義を混ぜない
オムロンの仕様ページでは、9.8kWhが実効容量8.8kWh、9.7kWhが8.7kWh、6.5kWhはKP-BU65B-2Sが5.9kWh、KP-BU65C-Aが5.8kWhと記載されています<5>。
一方、システム構成ページにはJIS C 4413に基づく「初期実効容量」として別の数値が記載されるため、資料上の定義をそろえて比較する必要があります<3>。
価格だけでなく、設置寸法・出力・設置環境・保証条件まで型番単位で確認してください。
【型番をそろえて工事費込み価格を確認したい方へ】
見積書では「オムロン9.8kWh一式」ではなく、
蓄電池ユニット型番と機器セット型番の両方を確認すると比較しやすくなります。
※参照元
<5>オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社「マルチ蓄電プラットフォーム KPBP-Aシリーズ|仕様」(最終確認日:2026年9月9日)
オムロン蓄電池9.8kWhの価格と型番
9.8kWhは検討している人のニーズが多い一方で、「KP-BU98B-S」と「KP-BU98B-2S」、「HYB98-T」と「3HYB98-T」が混在しやすい容量です。
販売終了の判断も、9.8kWh全体ではなく型番ごとに行う必要があります。
2025年春からの9.8kWhはKP-BU98B-2S
オムロン公式では、2025年春からの出荷分としてKP-BU98B-2Sを掲載しています。
一般仕様の代表セットは、単機能がKPBP-A-SET-2AC98-N、ハイブリッド特定負荷がKPBP-A-SET-3HYB98-N、全負荷がKPBP-A-SET-3HYB98-Tです<3>。
メーカー希望小売価格は税別でそれぞれ317万円、379万円、462万円です<3>。
実際の販売価格は、部材・工事・保証・現場条件を含めた見積もりで確認してください。
KPBP-A-SET-HYB98-Tは従来側のセット型番
「KPBP-A-SET-HYB98-T」は、公式ページではKP-BU98B-Sと組み合わせる従来品(JIS C4412-2:2019対応)の全負荷ハイブリッドとして掲載されています<3>。
同じ9.8kWhでも、2025年春からの一般仕様では「3HYB98-T」と型番が変わります。
通販ページで「生産終了」と表示されるのは、このような特定の旧セット型番に対する表示である場合があります。
オムロン公式の最新製品ページには9.8kWhのKP-BU98B-2Sが掲載されているため、「オムロンの9.8kWhはすべて販売終了」とは断定できません<3>。
9.7kWhと9.8kWhは容量だけでなく電池ユニットの設計が異なる
KP-BU97C-Aは定格9.7kWh・実効8.7kWh、外形寸法450×628×275mm、質量約104kg、サイクル期待寿命12,000サイクルです。
KP-BU98B-2Sは定格9.8kWh・実効8.8kWh、490×741×295mm、約102kg、サイクル期待寿命11,000サイクルです<5>。
どちらも蓄電池ユニットの保証期間は15年で、容量保証は15年後に初期容量の60%以上という条件が記載されています。
サイクル数はオムロン所定条件による期待寿命で、保証値ではありません<5>。
9.7kWhと9.8kWhの一般仕様は対応する単機能・ハイブリッドのメーカー希望小売価格が同額ですが、設置性や既設太陽光との構成、見積もり時の在庫・取扱状況を含めて選びます<3>。
メーカー横断で10kWh前後の価格帯も確認したい方は、蓄電池10kWhの価格相場の記事へ。
オムロン以外の9.8kWh製品と比べたい方は「長州産業の蓄電池9.8kWhの価格」も参考になります。

オムロン蓄電池6.5kWhの価格と型番
6.5kWhの蓄電池にも、新旧の型番が複数あります。
「KP-BU65-A」「KP-BU65B-S」「KP-BU65C-A」を同じ現行品として扱わないことが重要です。
KP-BU65C-AとKP-BU65B-2Sはどちらも公式掲載
KP-BU65C-Aは定格6.5kWh・実効5.8kWh、外形寸法450×719×137mm、質量約65kgです。
一方で、KP-BU65B-2Sは定格6.5kWh・実効5.9kWh、490×847×147mm、約65kgです<5>。
一般仕様の単機能セットはKP-BU65C-AがKPBP-A-SET-AC65CA-N、KP-BU65B-2SがKPBP-A-SET-2AC65-Nです。
どちらもメーカー希望小売価格は税別266万円からで、ハイブリッド特定負荷は328万円、全負荷は411万円の構成があります<3>。
KPBP-A-SET-HYB65-Nは従来品(JIS C4412-2:2019対応)
「KPBP-A-SET-HYB65-N」は、KP-BU65B-Sと組み合わせる従来側のハイブリッド特定負荷セットです。
2025年春からのKP-BU65B-2SではKPBP-A-SET-3HYB65-N、KP-BU65C-AではKPBP-A-SET-HYB65CA-Nが対応します<3>。
型番が似ているため、見積書・通販ページ・補助金書類で「65」「65CA」「2AC」「3HYB」などを省略せず照合してください。
KP-BU65-AはKP55Sシリーズの蓄電池ユニット
KP-BU65-Aは、現在のKPBP-Aとは別のKP55Sシリーズで使われた6.5kWh蓄電池ユニットです。
KP55S自体はオムロン公式で「販売終了製品」に分類されています<6>。
中古品や在庫品を検討する場合は、現行6.5kWhと価格だけを比較せず、対応機器・保証・補修・補助金要件を個別に確認してください。

※参照元
<6>オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社「販売終了製品 太陽光発電用 ハイブリッド蓄電システム KP55Sシリーズ」(最終確認日:2026年9月9日)
オムロンのハイブリッド蓄電池はいくら?価格差が出るシステム構成

オムロンの価格は「蓄電池容量」だけでは決まりません。
既設の太陽光パワーコンディショナを残す単機能か、PVユニットを加えるハイブリッドか、停電時に家全体へ給電する全負荷かで構成機器が変わります。
単機能とハイブリッドではPVユニットの有無が変わる
KPBP-Aの単機能構成ではPVユニットを使わず、ハイブリッド構成ではPVユニットを組み合わせます。
既設太陽光のパワーコンディショナの年数や交換計画によって、適した構成は変わります<3>。
オムロンは、単機能で導入した後にPVユニットなどを追加してハイブリッドへ、さらにトランスユニットなどを追加して全負荷へ拡張できると案内しています<7>。
ただし、既設設備との適合や必要部材は個別確認が必要です。
特定負荷と全負荷では停電時の給電範囲が変わる
全負荷型ではトランスユニットを加え、100V・200Vへ給電できる構成があります。
KPBP-Aの自立運転時定格出力はトランスユニット接続時4.0kVAです<5>。
「全負荷」は家中の回路をバックアップ対象にできるという意味であり、停電時にすべての家電を無制限に同時使用できるという意味ではありません。
実際に使える家電は、出力上限、蓄電残量、家電の起動電力などで変わります。

※参照元
<7>オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社「暮らしの安心を支える、オムロンの家庭用蓄電池」(最終確認日:2026年9月9日)
KP55S・4.2kWhなど従来製品の価格と注意点
「KP55S 価格」「オムロン 蓄電池 4.2kWh 価格」で検索すると、現行KPBP-Aとは別世代の製品情報が混ざります。
ここでは公式情報で確認できる範囲だけを切り分けます。
KP55Sは公式で販売終了製品に分類
KP55Sシリーズはオムロン公式の「販売終了製品」ページに掲載され、蓄電池ユニットはKP-BU65-A、容量は6.5kWhです<6>。
現在の公式な新品販売価格は今回確認できませんでした。
在庫品・中古品の価格だけで導入判断せず、対応するパワーコンディショナやゲートウェイ、施工可否、メーカー保証の残存条件、修理・交換対応を販売元とメーカーへ確認してください。
4.2kWhはKPAC-B系の過去・関連製品として確認できる
オムロンにおける過去の補助金情報ページでは、KPAC-B25-PKG-MM/MM2に蓄電池ユニットKP-BU42-Aを組み合わせ、蓄電容量4.2kWhと記載されています<8>。
これは現行KPBP-Aの4.2kWhモデルという意味ではありません。
2026年9月9日時点で、KPAC-B 4.2kWhの現行メーカー希望小売価格は公式の現行製品ページから確認できませんでした。
価格を掲載するなら、在庫・中古・交換用など販売条件を明記した個別確認が必要です。
古い6.5kWh・9.8kWhは製造番号確認も行う
オムロンにはKP-BU65-AとKP-BU98-Bの一部製造番号を確認する専用ページがあります。
対象は2017年6月~2019年9月製造の特定範囲と案内されているため、旧型を中古・在庫で検討する場合は型番と製造番号を確認してください<9>。

※参照元
<8>オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社「蓄電システムに関する補助金情報(KPAC-Bほか)」(最終確認日:2026年9月9日)
<9>オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社「蓄電池ユニット製造番号検索」(最終確認日:2026年9月9日)
オムロン蓄電池の評判・メリット
オムロン製蓄電池の評価を考えるときは、公式仕様と利用者の口コミを分けて見ます。
確認できるオムロン限定の口コミ母数は多くないため、少数回答を全体傾向として断定しません。
メリット①:利用者の評判が高いというデータがある
東京ECO住まいの窓口が2026年7月に実施したインターネット調査では、太陽光発電・蓄電池の導入経験者148人のうち、オムロン利用者が6人でした。
その6人中5人が満足度4以上で、5人の導入費用が150~200万円とされています<10>。
ただし6人は小規模なサンプルです。
「オムロン利用者の83.3%が一般に満足している」と広く推定できるデータではなく、実際の導入例の一つとして見るのが適切です。
メリット②:薄型の6.5kWhや複数容量から設置条件に合わせやすい
公式仕様では、KP-BU65C-Aは奥行137mm、KP-BU97C-Aは奥行275mmです。
6.5kWh、9.7kWh、9.8kWhだけでなく、6.3・12.7・13.0・16.4kWhも公式ラインアップに掲載されています<5>。
設置スペースと必要容量を分けて選びやすい点は、検討材料になります。
メリット③:単機能からハイブリッド・全負荷へ機能拡張できる
KPBP-Aは、PVユニットやトランスユニットなどを追加してシステム機能を拡張できる設計です<7>。
将来、既設太陽光のパワーコンディショナを更新するタイミングやEV導入に合わせて構成を見直したい家庭では、確認しておきたい特徴です。
一方、「後から蓄電池ユニットを追加して容量そのものを増やせるか」は、今回確認した公式ページでは一律の可否を確認できませんでした。
容量増設を前提にする場合は、購入前にメーカーまたは施工会社へ型番単位で確認してください。

※参照元
<10>東京ECO住まいの窓口「【2026年最新】オムロン蓄電池の価格・評判は?独自アンケートやシリーズ比較・選び方を解説」(最終確認日:2026年9月9日)
オムロン蓄電池のデメリット・注意点
選択肢が多いことはメリットですが、型番や構成をそろえずに見積もりを比較すると、同じ「オムロン6.5kWh」「9.8kWh」でも別システムを比べてしまう可能性があります。
注意点①:型番とシステム構成が複雑
「KP-BU98B-S」と「KP-BU98B-2S」、「HYB98-T」と「3HYB98-T」のように、容量が同じでも世代や対応規格で型番が変わります<3>。
販売ページのタイトルだけでなく、見積書に記載された蓄電池ユニット・パワーコンディショナ・PVユニット・分電盤・トランスまで照合しましょう。
注意点②:容量だけでは価格の高い・安いを判断できない
単機能、ハイブリッド特定負荷、全負荷では必要機器が違います。
さらに、基礎、配線距離、分電盤改修、既設機器撤去、重塩害仕様などが追加されると見積総額も変わります。
そのため、容量のみで価格が高いかどうかを判断できません。
注意点③:設置場所・設置条件の確認が必要
オムロンのKPBP-Aシリーズは、蓄電池ユニットごとに設置環境や周囲温度、取付け方式などの条件が定められています。
薄型モデルであっても設置条件を確認し、自宅の設置場所が条件に合うか事前に確認してください<5>。
注意点④:メーカー保証と販売施工会社の保証は別に確認
オムロン仕様ページにはKPBP-Aのパワーコンディショナ、蓄電池ユニットなどで15年保証が記載されていますが、容量保証には使用モード等の条件があります<5>。
販売店独自の機器延長保証や施工保証はメーカー保証とは別なので、保証主体・対象・免責・出張費などを契約前に確認してください。

オムロン蓄電池で利用できる補助金
補助金は国・都道府県・市区町村で制度が異なり、対象型番や申請順序も変わります。
2026年9月9日時点では、国の主要なDR家庭用蓄電池事業は終了済みで、東京都は令和8年度制度の受付案内が公開されています。
国の令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は5月29日に公募終了
SIIの「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」は、交付申請額が予算に達したため2026年5月29日に公募を終了しました。
1申請あたりの補助上限額は60万円で、公募再開の予定はないと案内されています<11>。
したがって、2026年9月9日時点で新たに契約する案件の負担額計算へ、この国制度を「使える補助金」として差し引くことはできません。
なお、国の「みらいエコ住宅2026事業」では、一定のリフォーム要件を満たす場合、蓄電池は96,000円/戸の補助対象となります。
ただし、蓄電池単独の設置だけで利用できる制度ではなく、「要件化工事」を実施した住宅で行う補助対象工事として扱われるため、対象製品や住宅・工事要件を事前に確認してください<14>。
東京都は10万円/kWhが基本だが、対象経費や申請条件で変わる
東京都の令和8年度「家庭における蓄電池導入促進事業」は、蓄電容量10万円/kWhを基本とし、助成対象経費(税抜)が上限です。
DR実証に参加しない場合は120万円/戸の上限があり、DR参加では機器条件に応じた加算があります<12>。
単純な容量計算では、6.5kWhは65万円、9.7kWhは97万円、9.8kWhは98万円です。
ただし、これは編集部が10万円/kWhを掛けた算定例であり、実際の交付額を保証するものではありません。
対象経費、DR参加、併用、対象機器、申請時期などで変わります<12>。
事前申込は2026年5月29日から、交付申請兼実績報告は6月30日から開始されています<12>。
また、2026年10月1日以降に事前申込する場合、原則としてSIIの令和8年度登録済製品一覧に登録された機器のみが助成対象になるという要件変更が案内されています<12>。
ただし、令和8年4月1日から6月30日までに契約締結、または契約・工事完了した事業は、この要件変更の対象外と案内されています<12>。

補助金申請では「機器セット型番」と「SIIパッケージ型番」を分ける
オムロン公式は、製品購入に用いる機器セット型番と、補助金申請に用いるSII登録パッケージ型番が異なると説明しています<3><13>。
2025年春からの一般仕様では、9.8kWh「KPBP-A-SET-2AC98-N」に対応するパッケージ型番としてKPBP-A-PKG-MM7、9.7kWhはMM18、6.5kWhのKP-BU65C-A系はMM17、KP-BU65B-2S系はMM8が掲載されています<13>。
ただし、特定の補助制度で対象になるかは年度・事業・登録時期によって異なります。
見積書に製品型番が載っているだけで「補助対象」と断定せず、申請する制度の対象製品DBで最終確認してください。
【東京都でオムロン蓄電池を検討している方へ】
東京都の補助制度には、対象機器、申請時期、設置事業者などの要件があります。
補助金を利用する場合は、契約前に対象可否と申請手順を確認してください。
※省エネタイガーが希望するオムロン製品・型番を取り扱うことは今回の調査では確認できていません。申込時に取扱可否を確認してください。
なお、都内区市町村にも別制度がある場合があります。
東京都制度との併用可否や重複助成の制限は、住んでいる自治体の最新要綱も確認してください<12>。

※参照元
<11>一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業|申請の詳細手続き」(最終確認日:2026年9月9日)
<12>公益財団法人東京都環境公社 クール・ネット東京「令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業」(最終確認日:2026年9月9日)
<13>オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社「補助金情報|機器セット型番とSII登録パッケージ型番の対比」(最終確認日:2026年9月9日)
<14>みらいエコ住宅2026事業「交付申請等の要件について(リフォーム)」(最終確認日:2026年9月9日)
オムロン蓄電池の見積もりを比較するポイント
見積総額だけでは、同じ条件か判断できません。
少なくとも型番・システム構成・工事範囲・保証・補助金支援をそろえて比較すると、価格差の理由が見えやすくなります。
見積書を受け取ったら、次の項目が書かれているか確認してください。
| 確認項目 | 見積書で見る内容 | 確認理由 |
| 蓄電池ユニット型番 | KP-BU97C-A/KP-BU98B-2Sなど | 容量だけで新旧・仕様を判別しないため |
| 機器セット型番 | AC/HYB、2AC/3HYBなど | 単機能・ハイブリッドの構成をそろえるため |
| 停電時の給電 | 特定負荷/全負荷、100V・200V | 必要な分電盤・トランスを確認するため |
| 標準工事 | 基礎、配線長、分電盤、撤去、申請 | 「工事込み」の範囲をそろえるため |
| 追加工事 | 長距離配線、特殊基礎、重塩害、搬入等 | 後からの増額条件を確認するため |
| 税込総額 | 税別表示を混ぜない | 支払総額を比較するため |
| 補助金 | 制度名、対象型番、申請主体、時期 | 受給を前提に契約しないため |
| 保証 | メーカー/販売店/施工保証を分離 | 保証年数だけで比較しないため |
| ローン | 金利、回数、総支払額 | 月額だけでなく総額を見るため |
購入先の種類そのものを比較したい方は、家庭用蓄電池はどこで買う?の記事で、専門販売施工会社・一括見積もり・通販などの違いを整理しています。
一括見積もりサービスの特徴を比較したい方は、蓄電池の一括見積もりサイトおすすめの記事をご覧ください。
【オムロンを扱う施工会社を比較したい方へ】
同じオムロン製品でも、施工範囲や追加工事、保証条件によって見積総額が変わります。
1社だけで判断せず、同じ容量・型番・工事条件をそろえて比較することが重要です。
※地域や登録施工会社によって紹介可否が変わるため、申込時にオムロンの取扱状況を確認してください。
※ソーラーパートナーズは蓄電池のみの見積もり選択肢を公式フォームで案内していますが、希望するオムロン型番を必ず紹介できるとは限りません<15>。
※参照元
<15>株式会社ソーラーパートナーズ「太陽光発電と蓄電池の比較・見積サイト」(最終確認日:2026年9月9日)
オムロンの蓄電池がおすすめの人
オムロンが向いているかは、価格だけでなく設置場所、太陽光との接続方法、停電時に使いたい回路、将来の設備変更まで含めて判断します。
以下の要件に合致する場合、オムロンの蓄電池を比較的お勧めしやすいと言えます。
- 6.5・9.7・9.8kWhなど複数の容量から、自宅の消費量や設置スペースに合わせて選びたい人
- 既設太陽光を残す単機能から始めるか、ハイブリッドへ更新するかを比較したい人
- 停電時の全負荷・200V対応を含め、必要なバックアップ範囲を具体的に設計したい人
- 将来のPVユニット・トランスユニット・V2X追加など、システム機能の拡張性を確認したい人<6>
一方、見積もり時に型番や工事範囲を細かく確認するのが難しい場合は、施工会社へ「容量だけでなく構成機器を一覧で出してほしい」と依頼すると比較しやすくなります。

オムロン蓄電池の価格に関するよくある質問
最後に、価格・容量・型番・保証・補助金で迷いやすい点を簡潔に整理します。
- オムロン蓄電池の工事費込み価格はいくら?
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公開データでは、KP-BU65B-Sが153.7万円、KP-BU98B-Sが181.7万円の税込・本体+工事代込み相場として掲載されています<1>。販売施工会社の別の公開例では、2025年春以降の9.8kWhが税別・標準工事込み153~188万円です<2>。型番・負荷方式・追加工事で変わるため、個別見積もりで確認してください。
- 6.5kWhと9.8kWhはどちらがよい?
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日々の余剰電力、夜間の使用量、停電時に確保したい電力量、設置スペースで決めます。6.5kWhのほうが本体容量は小さく、9.8kWhのほうが多くためられますが、必要容量を超えて大きくすれば必ず有利とは限りません。
- 9.7kWhと9.8kWhの違いは?
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KP-BU97C-Aは9.7kWh・実効8.7kWh、KP-BU98B-2Sは9.8kWh・実効8.8kWhです。寸法、質量、サイクル期待寿命も異なります<5>。対応する一般仕様のメーカー希望小売価格は同額ですが、設置条件や見積もり時の取扱状況を含めて比較してください<3>。
- ハイブリッド型と単機能型ではどちらが高い?
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オムロンのメーカー希望小売価格では、同容量ならPVユニット等を含むハイブリッド構成のほうが高い設定です<3>。ただし、既設太陽光PCSの交換費や追加工事を含む実際の総額は現場条件で変わります。
- オムロン蓄電池は後から容量を増やせる?
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単機能からハイブリッド、ハイブリッドから全負荷、V2Xの追加といった機能拡張は公式に案内されています<7>。一方、蓄電池ユニットを後から追加して容量そのものを増やせるかは、今回確認した公式情報では一律の可否を確認できませんでした。要確認です。
- オムロン蓄電池の寿命・保証期間は?
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KPBP-Aの蓄電池ユニットは保証期間15年、容量保証は15年後初期容量60%以上という条件が掲載されています<5>。サイクル期待寿命は型番群により11,000または12,000サイクルですが、メーカー所定条件による期待寿命であり保証値ではありません<5>。
- 補助金を利用できる?
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制度・地域・年度・対象型番・申請時期で異なります。国の令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日に終了済みです<11>。東京都は令和8年度制度が案内されていますが、対象機器や事前申込の要件を契約前に確認してください<12>。 また、「みらいエコ住宅2026事業」では、一定のリフォーム要件を満たす場合、蓄電池は96,000円/戸の補助対象です<14>。
- 通販で本体だけ購入してもよい?
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家庭用定置型蓄電池は、蓄電池ユニットだけでシステムが完成するとは限りません。必要なPCS、PVユニット、分電盤、トランス、配線・施工、保証登録、補助金要件を確認する必要があります。通販価格が「商品のみ」か「工事費込み」かを分け、最終的には施工可能な販売施工会社へ現地条件を確認してください。
まとめ|オムロン蓄電池は容量・型番・システム構成をそろえて価格比較
オムロン蓄電池の価格は、6.5kWh・9.7kWh・9.8kWhといった容量だけでは比較できません。
蓄電池ユニット型番、単機能・ハイブリッド、特定負荷・全負荷、JIS対応世代、工事範囲までそろえて見る必要があります。
工事費込みの公開データでは、従来側のKP-BU65B-Sが153.7万円、KP-BU98B-Sが181.7万円の例があり<1>、販売施工会社の公開価格では2025年春以降の9.8kWhが税別・標準工事込み153~188万円の例があります<2>。
一方、メーカー希望小売価格は9.8kWhで税別317~462万円です<3>。
条件が異なるため、単純な割引率では比較しないでください。
9.8kWhは現在もKP-BU98B-2Sが公式製品ページに掲載されており、旧セット型番の販売終了表示だけを根拠に9.8kWh全体が終了したとは言えません<3>。
国の令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業は終了済みですが、「みらいエコ住宅2026事業」では一定のリフォーム要件を満たす場合に蓄電池が補助対象となります<11><14>。
東京都など自治体制度についても、申請時点の対象機器・受付状況を個別に確認する必要があります<12>。
【オムロン蓄電池の工事費込み価格を確認したい方へ】
希望する容量・型番が決まっている場合も、
既設太陽光・停電時の使い方・設置場所によって必要構成が変わります。
同じ条件で工事費込みの見積もりを確認してください。
